10年ぶりにロードバイクを再開するために揃えたもの

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地元ではロードバイクやMTBに乗って楽しんでいた私ですが、上京後はすっかりご無沙汰に。2024年の下半期、ふと「もう一度、ロードバイクに乗りたい」という気持ちが湧いてきました。色々と調べるうちに、その思いが強くなり、再びサイクリングを始めることを決意。上京する際にほぼすべてのグッズを手放してしまったので、再開するために準備したアイテムを紹介します。

なぜ再開したいと思ったか

この理由に関してですが、周りの人で乗っている人がいるわけでもなく、上京後も定期的にロードバイクが欲しいな、と思うタイミングがありました。街中でかっこいいロードバイクを見たり、スポーツショップに行ったときに目にしたりとその程度です。ただ今回はなぜかもう購入したいというところまで気持ちが高ぶり、1ヶ月ほど色々と探し、納得のいくものを選ぶことができたと思います。

揃えたもの紹介

ロードバイク本体

まずはロードバイク本体が無いと始まらないということで、自分が好みのロードバイクを探しました。既にロードバイクに乗っている方などに相談した結果、「パーツやメーカーなどで選ぶのではなく、見た目優先で選んでいい」という助言をいただきひたすら見た目が好みの車体をバイチャリビチアモーレで探しました。今回車体を探すにあたって決めていた条件はこちら

  • 車体予算は15〜20万円
  • 新車・中古車は問わない
  • カーボンフレーム

まず価格帯。ロードバイクはかなり幅広い価格で展開されていますが、希望するスペックを上げていけば価格も青天井で上がっていきます。まずは車体を買ってロードバイクを楽しみ、更に上のスペックのものが欲しくなれば2台目として購入を考えてもいいなと思い、まずは最高でも20万円までと予算を決めました。

そして新車か中古車問題ですが、もちろん新車の楽しさもありますが、「久しぶりのロードバイク」ということで、新車だとコケたりして傷ついたときの精神的ダメージが大きい、またどこまで続くかも未知数ということ、そして何より同じ価格を出しても新車よりスペックやグレードの高いモデルを選べるという3点から中古車から探していきました。

そしてもう一つの選択条件が、カーボンフレーム。以前地元で乗っていたときは、MERIDAのRIDE80というロードバイクに乗っていました。RIDE80はフレームがアルミ、フォークがカーボンという構成。不満なく乗っていましたが、やはり当時から憧れたのはフルカーボンのバイク。せっかく今新しく買うなら乗ってみようとこちらも選択条件に組み込みました。RIDE80に乗っていたときの記事もまだこちらのブログに引っ越しさせて残っていますので、興味がある方はロードバイクカテゴリーの記事を見てみてください。クオリティの高い記事はそこまでありませんが。

この3つの選択条件をクリアして出会ったのが、今回購入した、GUSTO COBRA SPORTです。GUSTOは台湾のメーカーでかなりコスパに優れたモデルを多数出しているというのは以前から把握していました。今回色々と調べている中でバイチャリで程度の良いCOBRA SPORTSがあり、実店舗で確認したところ特に気になる傷などもなかったので即決しました。購入価格は120,000円です。

ヘルメット

以前ロードバイクやMTBに乗っていた際は、記憶が正しければ、KABUTOのヘルメットを使っていました。今どんなヘルメットがあるのかといろいろ調べていると、10年の間に様々な新しいメーカーやラインナップが出ていてかなり多くの種類の中から選ぶことができました。また変わったなと思ったのは、カラーラインナップ。当時は赤と白がミックスされたようなデザインや、カラフルなものが多かった印象ですが、現在はブラック、ホワイト、グレーなど単色でシンプルなデザインが主流となっているようした。ヘルメットは頭に直接つけるものということもあり、ワイズロードの店舗で複数種類を試着し、今回はLAZERのTonic KC AFというモデルを選びました。

ペダル、シューズ

ロードバイクには基本的に、購入時にペダルはついてきません。車体購入時に同時に購入することが多いです。ペダルは通常のフラットペダル、そしてより快適に、よりパワーが伝わりやすくするためにビンディングペダルというものがあります。これはペダルとシューズを金属のパーツで足とペダルを固定するというもの。地元で乗っていたときはビンディングシューズを使用せず、フラットペダルで乗っていたのですが、今回せっかくならということでビンディングシューズにも挑戦したい、ただ最初は立ちゴケなどが怖いなあと思っていたところ、片面はビンディング、片面はフラットペダルというなんとも便利なペダルがあり、そちらを選択しました。

また、ビンディングシューズも直接着用し、使用するものだったので、ワイズロードの店員さんと相談しながら試着をし、ちょうどセールを行っていた、DMTのKM4というSPDシューズを購入しました。

ライト類

自転車で公道を走るときには、フロントライトは必須、リアはライトか反射板が必須となっています。特に速度域の高いロードバイクでは、日中でも自分の存在をアピールするためにフロントライトは重要なパーツです。最近ではUSB-Cで充電できるものが多く、各メーカーからいろいろな商品が出ています。今回はTOWILDのDLite1500というモデルを選びました。

リアライトには‎GelielimのA5 Proをチョイス。こちらはリアライトの機能はもちろんのこと、加速度センサーが入っており、減速を感知するとブレーキランプのように高輝度で点滅する機能があります。また、自転車から離れる際に、ロックモードに設定し、その状態で自転車の揺れなどを感知するとかなりの大音量でアラームが鳴る防犯アラームとしても使用できるというすぐれものです。DLite1500もA5 ProもどちらもUSB-C充電が可能です。

センサー類

昔乗っていたRIDE80にもケイデンス、スピードセンサーをつけていて、情報が手元で見れるのはとても楽しかったので、今回のCOBRA SPORTにもセンサーを付けたいと色々調べ、COOSPOというメーカーのスピードセンサー/ケイデンスセンサーを購入。各種サイコンなどへの接続はもちろん、BluetoothでApple Watchに接続可能で、ワークアウトアプリにその情報を飛ばし、iPhoneのワークアウトアプリで確認、記録できるということでこちらのセンサーに決定しました。

ウェア類

ロードバイクに乗るときのウェアは、スポーツウェアでもいいし、普段着でも良いし、特に指定があるわけではありませんが、より快適に、より楽に乗るとなるとサイクリングウェアが欠かせません。ただ大手ブランドだと結構いいお値段するんですよね。そんな中YouTubeで紹介されていた「おたふく手袋」のインナーパンツ、長袖でハイネックのインナー、ノースリーブインナーを購入してみました。ウェアとしての品質はしっかりと保たれているうえで、コスパ抜群の商品です。ちょうど秋から冬になる時期だったので、裏起毛や保温系のウェアを買いましたが、とても良かったので春夏ものも買ってみようと思っています。

長ズボンサイクルタイツ

こちらもYouTubeで紹介されていた中で、とても評価が高く、お値段も安かったので、購入してみました。時期が冬だったのでとても寒く、ちょっと外にでるのも億劫になる寒さの中でも、このサイクルタイツを履いていれば全く寒くないというわけではないですが、裏起毛と生地の感じから外からの寒さが入ってくることはなく、走行中も突っ張るといった感じもなく、11月から3月までの少し寒いなという時期はこのサイクルタイツに助けられました。またこのサイクルタイツに3Dパッドもついていたのでお尻の痛みも皆無でした。

トップチューブバック

数年前の記事でも悩んでいたパーツですが、自分にとっては重要なトップチューブバック。割と心配性な自分にとってはロングライドのときにはモバイルバッテリーや、ライド用の財布やその他小物類などをいれるためにつけておきたいバックではあるもの、あまりにもかさばるものだとライド自体の快適性を損なうことに。色々なメーカーのトップチューブバックを実店舗やネットで探しているときに出会ったのが、自転車パーツの大手通販サイトのワールドサイクルが展開しているオリジナルブランド「R250」というブランドのトップチューブバック。ある程度の収納力は兼ね備えていて、それでいてスリム。実際に届いてみて、装着し、バックの中にものを詰めてもそこまで横幅が広がらず、走行中も足が当たるということはなく大変満足している商品です。

マウント類

過去にもスマホマウントを導入していましたが、今回導入したのは、レックマウントという商品。このメーカーは各メーカーの車種別のマウントなどもかなりの種類だしているのですが、今回はスマホをダイレクトマウントするキット。サイコンを買うかどうか迷ったのですが、結局ナビとして使ったり、ヘルスケアアプリでスピードやケイデンスを見るということになると、サイクルジャージのポケットよりハンドル周りにあってさっと見れるほうが良いなということでの導入です。取り付けてみるとわかりますが、かなり安定感のあるマウントです。対応スマホケースもかなり前のモデルから最新のiPhone16シリーズまでラインナップされています。

またレックマウントから、レックマウントの空いている穴に付けられるベルが発売されています。法律で公道を走るときにはベルを付けなければいけないのですが、なかなか存在感が強いパーツではあります。このレックマウントのベルはかなりスマートに存在感も少なく装着可能なのでおすすめのオプション品です。

メンテナンス用品

まずは欠かせないのが空気入れ。こちらはいつもお世話になっているショップで購入しました。特にこれといった特徴があるわけではありませんが、店舗で試させていただいたときにとても操作がしやすかったのでこれにきめました。

BONTRAGER フロアポンプ PUMP CHARGER EURO NEW

また、クリーニンググッズも合わせて購入しました。マックオフというメーカーの洗浄剤、チェーンオイルを選びました。こちらのクリーニンググッズも実際に店舗で使い方をレクチャーいただき実際に家で試しましたが、驚くほど汚れが取れ、洗車が楽しくなる製品でした。

その他小物

意外と色々と揃ってくると段々と欲しいものが増えていくんですよね。車体購入時に揃えた小物も紹介します。

まずはボトルケージ。まずは一個つけてもう一必要になれば買えば良いかなと思いましたがちょうどセールをやっていたので2個揃えました。

そしてそのケージにいれるボトル。これはやはり専用のボトルのほうがホールド力も飲みやすさもあるのでケージ購入時に合わせて購入しました。購入したFLY TEXボトルはかなり柔らかく、ロングライドをしている時でも力をいれることなく楽に給水できて気に入っています。これからの春や夏に向けてもう少し容量の大きいボトルを用意しても良いかなと思っています。

そして自宅で保管するときに使うスタンド。やはり安いものではないロードバイクは屋内で保管したいもの。ロードバイク専用部屋を作れれば一番いいのですが、そこまでの余裕はないので玄関に置くことに。その中でとても良かったのが縦置きのスタンド。こちらのスタンドはペダルで固定するタイプなので、ホイールで固定するタイプと違い、奥行きが必要ないのが特徴。おかげでかなり専有面積が減り、生活に支障のないように置くことができました。またサイドのパイプ部分にS字フックをつけてヘルメットやグローブなどをかけています。こちらのスタンドや、空気入れは中古が気にならない方バイチャリやビチアモーレなどでも中古が多くありますので、そちらを選ぶとコストダウンできます。

10年の進化を感じたグッズ選び

今回改めて思ったのが、10年という年月をすぎると色々と進化がすごいなと感じる場面が多々ありました。

まずはロードバイクの車体本体。10年前から比べたらTTバイクかと思うほど太いフレーム、標準タイヤの太さの変化、そしてなによりディスクブレーキの普及。昔はプロチームが使っているフラッグシップモデルでディスクブレーキを採用しているかどうかくらいでしたが、今はエントリーモデルですらディスクブレーキを搭載しているモデルが多く、メーカーによってはリムブレーキモデルの生産をもう行っていないというメーカーもありました。その変化のメリットというわけではないですが、当時あこがれていたリムブレーキのフラッグシップ・ハイエンドモデルの中古車の相場が下がっています。憧れていたモデルを購入するということも夢ではないかも知れません。

更にはYouTubeやWEBメディアの進化も感じました。当時はロードバイク系のYouTuberは数えるくらいしかいませんでしたが、今回のグッズ選びを機に色々な方のチャンネルを見ましたが、本当に多くの配信者の方がいて情報が多く助かります。また中古で購入するという選択肢も増えていたのが今回再開するきっかけになったといっても過言ではありませんでした。10年前に中古でロードバイクを購入しようとすると、ヤフオクかヤフーショッピングや楽天市場に出品されているものから選ぶというような形だったかなと記憶していますが、バイチャリやビチアモーレなどの専門ショップがあることで選択肢が増え、自分が気に入ったものをしっかりと選べるという環境だなと感じました。

秋冬というロードバイクにとっては、決してレギュラーシーズンではない時期に再開しましたが、寒さ対策もバッチリできたので自宅からアクセスしやすい場所でライドを楽しんでいます。今後もどんどんと新しいコースやロングライドにチャレンジしロードバイクライフを楽しんでいきたいなと思っています。

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