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普段Macをメインで使用していて、メイン回線を入れているスマホはiPhone 15 Pro Maxを使用しているのですが、ふとWindowsラップトップを使用している場面で、iPhoneの有線テザリングを利用しようとした際、ひと手間必要だったので、今後の自分へのメモとしても記録しておきます。
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iPhoneの有線テザリングとは
そもそもiPhoneのテザリングには、「Wi-Fiテザリング」、「Bluetoothテザリング」、「有線テザリング」があります。Wi-Fiテザリングは文字の通り、Wi-Fiを使用して行うテザリングです。MacなどのAppleデバイスはシームレスに接続が可能です。WindowsやAndroidなどでも通常のWi-Fiと同様に検出が可能です。
有線テザリングのメリット
では、Wi-Fiテザリングで行わずわざわざ有線テザリングをするメリットはなにかというと、私は以下の2点をメリットと考えています。
- 通信の安定性
- iPhone側のバッテリーの不安解消
まず1つ目にあげた通信の安定性は有線でつながっているという精神的な安心感もあるかもしれませんが、実際にWi-Fiテザリングをしている時より接続が安定している経験から、よっぽどの理由がない限り有線テザリングを使用しています。
また2つ目のバッテリーの件は、使用環境にもよりますがPC本体への給電、充電が可能な環境であれば「バッテリーの消費が激しいテザリングを使用している間でも充電しつつ、安定した接続ができる」ということになります。
必要なもの
iPhoneの有線テザリングをWindowsで使用するために用意するものはこちら。
- iPhone本体
- USBケーブル
- Appleデバイスアプリ(ダウンロードはこちら)
今まではiTunesをインストールする必要がありましたが、現在はAppleデバイスアプリのインストールが必要です。iPhone15 Pro Maxとこちらのケーブルで通信可能でした。

接続順
Appleデバイスアプリのインストール


Microsoft Storeを開き、「Apple」と検索するだけで、Appleデバイスアプリが候補に出てきます。入手ボタンをクリックし、インストールを進めます。インストールが終了したら念の為PCを再起動しておきます。
AppleデバイスアプリとiPhoneを接続

用意したUSBケーブルでPCとiPhoneを接続し、アプリを立ち上げるとかつてのiTunesであったようなデバイスのバックアップなどを行う画面が出てきます。、あとは、iPhoneのテザリングをONにしておけば、準備は完了です。
Windowsの設定で確認

問題なく先程までの設定が行えていれば、自動的に有線でのテザリングが開始されているはずです。Windowsの設定のネットワークとインターネットという欄にいけば今有線でつながっているのか、Wi-Fiで接続されているのか一目で分かりますが、確実に有線でつながっているか確認したい場合は、「イーサネット」欄をクリックすると詳細が確認できます。

ここの欄で、接続しているiPhoneの名前が出ていれば無事に有線でのテザリングができています。もし公衆Wi-Fiなどを拾ってしまって通信がうまくいかない際は、Wi-FiをOFFにしておきましょう。
有線テザリングは手軽で快適な接続手段
iPhoneの有線テザリングは、一度設定してしまえば簡単で、安定したインターネット接続が可能です。Wi-Fiテザリングよりもトラブルが少なく、長時間作業する際にもiPhone側のバッテリーの心配もなくなります。今まではWi-Fiテザリングしか試したことがなかった方は一度設定してみて試してみてはいかがでしょうか。